私たちは普段から動物の肉を食べます(ベジタリアンの方は別として)。食べるたびに、それらの死を意識する人は少ないのかも知れませんが、でも実際は私たちがそれらを食べるために、動物のいのちは失われているわけです。だからこそ、いつでも神様に感謝をし、食べ物を粗末にしてはいけないと、私はいつも子ども達に教えています。そういう意味で、これまでどれだけのいのちが失われてきたことかと思うのですが、先日、二年半ほど飼っていたわが家の金魚(グーフィー)が死にました。それはとても小さないのち。私たちはこの小さな魚を食べることさえしません。でも、その金魚の餌やり担当だった長男は何度も涙を流して悲しんでいました。それを見た私も涙が出そうになりましたが、とても大切なことだと思わされました。すべてのいのちの創造主であられる神様は、一羽のすずめにさえ心を留めておられると聖書にあります。大切なものの死を悲しむ長男の心を、神様は誰よりも喜んでおられるのではないかと思います。この悲しい経験を通して大きなレッスンを得た長男でした。 |